「無添加」にはない「オーガニック」の魅力
オーガニックのどこに魅力を感じるかというのは人それぞれだと思います。
今回はオーガニックカフェの店主である私が思う、無添加にはないオーガニックの魅力とは何かについてお伝えします。
飲食店を営む立場上、今回は食べることを例にお話をさせていただきます。
共通点について
人工的な化学物質を加えていないという意味での「無添加」の食べ物と「オーガニック」の食べ物を比較した場合、その二つにそれほど大きな違いは無いだろうと思います。※1
無添加もオーガニックも、それを食べる人に対して与えてくれるメリットは「食の安全性」です。
オーガニックだけが持つ魅力
ここから先が本題です。
無添加は「食の安全性」という魅力しか無いといっても過言ではないでしょう。少なくとも私はそう認識しています。
ところが、オーガニックは「食の安全性」以外の大きなメリットがあります。
そのメリットとは、その食材が作られる田んぼや畑などの周辺にいる生き物たち(農家さんも含む)が守られることです。それらの存在が守られることで、巡り巡って最終的には自分を含む多くの人のメリットにもなります。
私はコロナ禍でカフェをおよそ2年間休業している期間、無肥料無農薬の畑を実践したことで、オーガニックの大切さを実感しました。
1人でも多くの人が、「無添加」ではなく「オーガニック」を選択するような世の中になればいいなと思っています。
オーガニックな食をどう取り入れるか
その選択肢の一つとして、ぜひ当店に来ていただきたいという気持ちはありますが、オーガニックな食材はいろいろな場所で手に入るので、普段食べているもののどれかを無理のない範囲でオーガニックなものに切り替えていくところから始めることをおすすめします。
カフェ店頭ではお店で使用している有機の調味料や食材などを販売しておりますので、興味のある方はぜひご利用ください。
備考
※1 残留農薬の問題などはありますが食の安全性以外の違いを伝えることが主旨のため省略しました