2021年6月25日 朝の様子・季節の話題
今朝は綺麗な青空となりました。本日の話題は、今日は満月の日ということで、満月と虫についての話題です。
満月と虫と自然農
虫は満月の頃に産卵することが多い、と言われているようです。
その卵から虫が孵化(ふか)するのが3日後くらいになるらしく、その時期を知る農家さんは満月の3日後から5日後くらいの時期に虫の防除をすることで虫の被害を抑える、ということが行われているようですね。
大きくなった虫より、生まれたばかりの小さい虫の方が対処が楽でしょうからね。
私たちは今年から草や虫を敵にしない農法である「自然農」を実践しているのですが、暖かくなるにつれて虫の被害は色々な野菜で出ています。
「虫を敵にしない」という考え方の自然農では、虫にどう対処するかというと、畑の草や虫たちの生態系を豊かにすることで、特定の虫だけが大量発生することがなくなると言われています。
生態系がまだ豊かではない私たちの畑では、虫に狙われた野菜を物理的に虫から守るため、場当たり的な対策をいくつかしていますが、生態系が豊かになってくれば、いずれはそういった対策が不要になるのかもしれませんね。
今のところ、ここの畑では野菜に被害を出す虫の方が多いのですが、その虫たちを捕食する虫も少しずつ増えているのは確認しているので、この満月の時期に、野菜の味方になってくれる虫たちが増えることを期待しています。
(カフェかなっぺ店主 千葉)